「お金の流れを把握したいんです」の本音

「お金の流れを把握したいんです」
と言って、会計を見てほしいとご依頼いただいたり、税理士さんを交代したいから紹介してほしい、とご相談いただくことがあります。

もちろん、ご依頼としてお受けする場合もありますし、税理士さんをご紹介することもあります。
ですが、実は、こうおっしゃる社長さんや個人事業主さんの中で、問題児がいます。
それは、「お金のことは考えたくない!」という本音を隠している方です。
実は、このパターン、とーっても多いです。


・毎月の支出はレシートをエクセルにして帳簿をつけている。
・月間の売り上げ合計も出ている。
・商品ごとの原価や必要コストも計算してある。
・毎月の固定費も多少の前後はあるがほぼ固定している。


これらの集計表を作成して、月間分の表と、年間分の表が目の前にプリントアウトされているのに、「お金の流れが把握できないから、もっとわかりやすくしたいんです!」とおっしゃる問題児社長……。

何が知りたいですか?とご質問すると、「お金の流れ」とお答えになります。
それは何ですか?会社がいくら売り上げて、いくら使ったか、この足し算と引き算のことを「流れ」と呼ぶのではないでしょうか。そして、商品ごとに仕入れ値が高ければ値上げするとか、仕入れ先をかえるとか、固定費が高ければ引越して事務所の家賃を下げるとか、現実を見ればいいのです

もう一度言います。
現実を見ればいいんです!

何んとなーく、売上が上がっているときが危険です。
銀行口座の今日の残高を見て、「たぶん足りてるみたい。よし、20万円で視察旅行に行っちゃおう!」などとしなければいいんです。本当は、直近でかかる固定費にビビっているのに、それを無視するから不安になるのです。本当は広告費をかけてWEB広告出したり、ホームページリニューアルしたり、チラシ作ったりしたいのに、一応売り上げ上がってるし、まあいいかな~?プロに頼むと高いしな~、と後回しにするから取り残されているようで不安なのです。毎月の売り上げ予測も年間の税金も必要な固定費も足し算すれば出るのに、把握するのが怖いのです。それを体のいい言葉に言い換えて「今の会計のやり方では流れが見えないんですよ」などと言ってしまう……。そのままではせっかくその会社の商品やサービスを待っているお客様をがっかりさせることになってしまいます。

怖いけど把握してみてください。

本当の安心は、把握した後にやってきます。ビビッて無責任になってはいけません。仕事は社会に必要とされて生まれています。お客様が1円でも支払ってくれたということは、価値があるということです。その責任を果たさなければなりません。みんな待っています。あなたのお仕事を。

「あー、もう、レシートも、領収証も、納付書も見たくない!」
というときは、お手伝いします。
税理士さんに怒られるのが怖いから、税理士さんと会ってきて、という場合もお付き合いします。

Office Aは事務代行や事務コンサルティングをしています。
多くの事例に深く浅くかかわらせていただいたので、お役に立てると思いますよ。



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